カメラの防水大丈夫?ディズニー夏イベ対策2018
どうも、Qです。
今回はディズニー夏の恒例、散水イベントでのカメラの防水対策について。
まず対策して撮った動画を貼っときます。
燦水!サマービート 35周年 Brand New Day チップ&デール・クラリス - YouTube
PIXAR Water Play Street Party! Hong Kong Disneyland (HKDL) - YouTube
対策法
まず夏の散水イベント、特に東京ディズニーシーのショーはめちゃくちゃ濡れます。
写真は全て去年のもの
なにも対策していなければ、カメラが浸水してしまう可能性が高く危険です。
メーカー保証の間なら大丈夫という方もたまにいますが、メーカー保証は基本自然故障にのみ保証されます。つまり、水没や落下による故障は対象ではありません。クレジットカードに保険機能が付いていたとしても、余計な時間がかかるわけなので出来れば注意していただきたい。
そこで夏の散水ショーに参加するためのカメラの防水(撮影)対策を今からご紹介します。
- そもそも撮影しない
- 安全なところから望遠レンズを使用して撮影
- レインカバー等を使用しカメラを守った上で撮影
1は間違いなく安全です。そもそもあの状況下でカメラを構えている方がおかしいので、割り切れる方はこの領域に踏み込んではなりません。
2は特に防水対策をする訳ではなく、ショーを遠くから観て撮影するスタイル。私は基本このスタイルで撮影してます。しかし、風向きなどによっては予想外のところから大量の水がかかる恐れもあるため、ややギャンブルに近いですが。。。
3はもう危険と隣り合わせの世界。全くおすすめしません。しかしどうしても最前列の様子を撮影したかったり、ということもあるでしょうからこの記事ではここを中心にまとめていきます。
おすすめカメラ
対策云々以前に、まずカメラについて。
デジタルカメラは基本的に家電なので水に弱いです。そのため一眼カメラでは防水のカメラはありません。(Nikon 1 AW1除く)
防水がなされているカメラで、現状新品が手に入るものとなるとGoProのようなアクションカメラやコンパクトカメラ、通称防水カメラ。もしここで満足できるのであれば間違いなく楽ですし、最高です。
おすすめは動画だとGoProシリーズ、写真だとオリンパスTG-5。共にアクセサリーの数も豊富なこと、画質の面でも本格的使用に耐えられることがおすすめの理由です。
https://jp.shop.gopro.com/APAC/cameras/
Tough TG-5 | 防水デジタルカメラ T(Tough) シリーズ | オリンパス
一眼だとニコン、キヤノンの中上級機やオリンパスE-M1, E-M5やペンタックスの一眼レフカメラは防塵防滴に配慮された設計であるため、2の様な状況でも比較的安心して使用できます。
ただし、あくまでも防滴で防水ではありません。(オリンパスとペンタックスは3みたいな状況でも経験上は問題ありませんでしたが)
また、ボディーが防滴でもレンズが防滴でなければレンズが浸水して内部からボディーに移って浸水する可能性もあります。ボディーはもちろん、自分が使っているレンズが防塵防滴なのか把握しなければなりません。現行レンズキットが防塵防滴のオリンパスとペンタックスが初心者にはおすすめ。
散水ショー撮影必須アイテム
一眼やビデオカメラ、スマートフォンでの撮影に必須なアイテムをご紹介。
なお一般的なコンパクトカメラに関してはどうにもならない部分が多いので、諦めて防水カメラを使った方が良いです。
レンズフィルター
こちらは、レンズ前に装着する保護フィルター。単純にレンズ前面に水が直撃するのも防いでくれます。しかし、直撃してしまうと水滴がそのまま残ってしまがち。そこでおすすめのフィルターこちら。
マルミのEXUS
マルミ光機株式会社:製品情報:レンズ保護フィルター(L.P)レンズプロテクト:EXUS レンズプロテクト
ケンコーのLotus
PRO1D Lotus プロテクター | ケンコー・トキナー
こちらのフィルターは共に撥水撥油効果があるため水を弾くのはもちろん、油も弾くため日常的にも使いやすいです。更にEXUSは帯電防止効果もあるためゴミが付いにくい、落としやすいのも特徴。
上の写真はEXUS。しっかりしたケースに入っているため持ち運びも便利です。
ただ、熱を持ったカメラ側に冷たい水がかかった場合はフィルターが曇ってしまいます。フィルターがなければ、レンズが曇ってしまうのでこればかりはどうしようもありません。
写真の撮影であれば、かかってすぐに拭けば曇らずに済みます。しかし動画の場合はそういう訳にはいきません。そこで次のアイテム。
シリカゲル
所謂、乾燥剤です。これの中を切って粉をフィルターに仕込みます。
フィルターとフィルターの間にシリカゲルを入れることで、曇り難くなります。ただ、シリカゲルの量が少ないと曇ってしまったため、広角側で干渉しないギリギリのラインで仕込んだ方がいいかも。
もともとこの方法は知人から聞いた方法なのですが、そのおかげか城前での撮影では曇りには悩まされずに済みました。
ハンディータイプのビデオカメラでもフィルターが取り付けられるものが多い為、やっておくことをおすすめします。
カメラ用クロス
写真を撮っていてフィルターについた水滴を拭くのに使います。
カメラ用レインカバー
FZH1につけた状態
カメラを水から守るもの。色々あるので、お店で見て選ぶのが一番だと思います。写真で装着しているのはエツミ、カメラレインカバー簡易型S (E-6668)。レンズによって変わりますが、キヤノンKissシリーズとかなら問題ないサイズです。
ただ、どうしても隙間がレンズ先端部に出来てしまうためそこだけパーマセルテープで止めるなど対処した方がより安心して使えます。
また、熱がこもってしまって撮影出来なくなる可能性もあるため直射日光には注意し、電源もギリギリまで入れない様にした方がいいです。
ちなみにタオルをカメラの上に置いたり、お土産袋に入れたりして防水対策してる姿もちらほらありますが、タオルは小雨とかならまだしもガッツリかかる場合かえって浸水してしまうことがあるのでおすすめしません。また、お土産袋はこの時期の暑さでは印刷が溶けて、カメラを故障させたり服を汚す恐れがあるのでこちらもアウト。
スマートフォン用防水カバー
これはもうレンズに干渉しないものを使ってくださいとしか言えません。それだけです。
ちなみにiPhoneXで防水カバー有無で撮影してみたのですが、防水カバー有だと熱で停止してしまい最初から最後まで動画を撮影出来ませんでした。無い場合、私のは無事でしたが最悪水没してしまう為おすすめはしません。
熱対策
チラッと熱対策についても触れながら書いていきましたが、夏の暑さはカメラにとっても、もちろん人間にとってもとても厳しいものです。
まず人間側が倒れたりしないよう水分補給をしっかりし、直射日光を日傘などで避け、無理をし過ぎないよう体調面に気をつけてください。
そして、カメラ側にも無理させ過ぎないように気をつけてください。
ちなみに、香港の夏イベントも対策は似たような感じになります。
停止位置とかは以前書いているので香港の夏イベントについて調べている方はこちらをどうぞ